研究情報の公開(オプトアウト)
通常、臨床研究を実施する際には文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」といいます。
臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究や、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針(『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』)に基づき、対象となる全員の方から個別に、直接同意を得ることはしておりません。ただし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに、可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。
上述のような臨床研究のために、患者さんご自身のデータが使用されことを望まれない場合やご不明な点がございましたら、お手数ですが各研究の対象者までお知らせください。
オプトアウトの臨床研究につきましては、以下の通りです。
研究情報の公開(オプトアウト)
「新型コロナウイルス陽性者の隔離期間についての考察~感染症法の改定に向けての対応~」について説明(2023.4.17) | |
疫学調査「口腔がん登録」(2023.9.28) |